令和5年度4月期加賀・三策塾

令和5年度4月期加賀・三策塾

日時:令和5年4月2日(日)10:30~12:30

場所:石川県立盲学校とオンライン
内容:「更年期のばね指とテニス肘-フェムテックをからめて-」

講師:鍼灸なかだ治療院 中田和宏 先生

単位:2

参加費:無料

参加資格:なし

ミーティングルーム:https://us06web.zoom.us/j/88323463577?pwd=cENyNjQyU0kyR0R2WG9pd0c4b2l6QT09

ミーティングID: 883 2346 3577
パスコード: 573530

令和4年度 3月期加賀・三策塾

下記の通り3月期加賀・三策塾を開催致します。

ご参加くださいますようよろしくお願い致します。

令和4年度 3月期加賀・三策塾

日時:令和5年3月5日(日)10:30~12:30(オンラインは10時から入室可)

場所:石川県立盲学校・オンライン

内容:症例検討会「急性頸部痛の鍼治療で考えてみた~昔と今の自分の臨床の何が違うのか~」

講師:二葉鍼灸療院長 田中良和先生

単位:2

参加費:無料

参加資格:どなたでも

Zoomミーティングに参加する

https://us06web.zoom.us/j/83487130262?pwd=dHBuMWhWMjluNW43TlFWdDl1Nk9rUT09

ミーティングID: 834 8713 0262
パスコード: 347551

 

 

 

令和4年度 第3回中央学術研修会

令和4年度第3回中央学術研修会

主催:(公社)石川県鍼灸マッサージ師会

日時:令和5年2月26日(日)10:0012:00

場所:石川県女性センター

演題:「フェムテック‐女性特有の健康問題の解決が東洋医療の未来につながる」

講師:京都大学医学研究科客員研究員 菅万希子(すがまきこ)先生

単位:2単位

参加費:会員無料、会員外の有資格者は1000円、養成学校学生・一般は無料

 

  • オンライン参加希望の方は2月19日(日)までに石川県鍼灸マッサージ師会事務所に所属・氏名・参加希望の旨ご連絡ください。また、Googleフォームでの申し込みも受け付けています。下記アドレスからフォームをご入力いただき会員外有資格者は1000円を所定の口座に振り込んでください(振込手数料は各自でご負担願います)。

電話:076-259-6628、e-mailアドレス:info@ishikawa-shinkyu.or.jp

Googleフォームアドレス:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScJZXsUOPjpo-EOVvhKz7bAcgd40g4gYDyuArd27LCcQ4oaJg/viewform?usp=sf_link

(右のQRコードから申し込みができます)

  • 申し込みが完了しましたら2月24日(金)にミーティングルームを送信いたします。
  • 会場に直接いらっしゃる場合は受付で手続きをしてください。

 

療養費適正指導研修会のご案内

令和4年12月15日

 

会員各位

                                   (公社)石川県鍼灸マッサージ師会

                     会  長 常盤 和成

                     保険局長 太郎田 康弘

 

 

令和4年度 第2回療養費適正指導研修会お知らせ 

 

 

寒さも日ごとに増します今日この頃、平素より、療養費取扱いをいただき誠にありがとうございます。

さて、第2回療養費適正指導研修会を下記の通り実施いたします。歳の初めの何かとまだまだお忙しい時期かとは存じますが、何卒ご出席のほどよろしくお願いいたします。

今回は、学術研修会を「在宅医療」をテーマとして、3年ぶりにリアル会場とWEBのハイブリッドにて実施いたします。近年、脳血管疾患等による急性期の医療体制は充実してきましたが、その後の維持期・生活期など自宅での受け皿となる医療体制はまだ不足しております。鍼灸やマッサージによる運動機能・訓練や回復には今後ニーズが高まってまいります。今回の研修会を機会に「在宅医療」を考えてみませんか。なお本研修会の実施に際しましては、感染症対策を厳重に行い開催いたします。

               記

              

1 日 時  令和5年1月29日(日曜日) 14時 ~ 16時30分

2 場 所  (会場)金沢市尾山町9-13 金沢商工会議所 研修室1B・C

       (WEB)後日、ZOOMオンライン情報を送付します

 

3 学術研修会 「在宅医療」~多種職連携のために知っておくべきこと~

          橋本医院 橋本 英樹 先生(石川県医師会より派遣)

         14時~15時30分

 

4 実務講習会 「療養費取扱いと労災保険について」等   保険局 

              15時40分~16時30分  

 

※なお、学術研修会は保険登録会員でなくても参加できます。

     (東洋療法研修試験財団生涯研修2単位取得可能)

2月期加賀・三策塾のお知らせ

令和4年度 2月期加賀・三策塾

日時:令和5年2月5日(日)10:30~12:30(オンラインは10時から入室可)

場所:石川県立盲学校2階講堂とオンライン

講師:常盤和成会長

内容:「フェムテックと鍼灸治療」

単位:2

参加費:無料

参加資格:どなたでも

 

Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/84503399485?pwd=V2ZKd0RwRTlFcFZwVmxkQkVFMC94dz09

ミーティングID: 845 0339 9485
パスコード: 054768

12月期加賀・三策塾のお知らせ

12月期加賀・三策塾

日時:令和4年12月4日(日)10:30~12:30

場所:石川県立盲学校とオンライン

内容:今年1年の研修会・学会・大会参加報告会と情報交換会

参加費:無料

参加資格:有資格者、学生ほか

単位:2

 

Zoomミーティングに参加する

https://us06web.zoom.us/j/86334338317?pwd=NnNxNndRMG0vYnZIWTAxb2lWUmF6dz09

ミーティングID: 863 3433 8317
パスコード: 309907

 

令和4年度 県民公開講座   講師からのメッセージ

心が変われば

 

『心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。』長寿社会に生きる私たちとっても大いに学ぶべき名言でしょう。私たちが患う病気の大半は生活習慣病とも言われています。心と行動を少し見直すだけで大きな成果が期待できます。まず心と身体のSDGsを始めましょう。仏教の教えはきっとお役に立つでしょう。

 

覚源寺

谷崎 隆光

 

テーマ:こころを語る からだを語る ~あなたへ灯す幸せのカタチ~

 コロナは世の中の様々な事象に変化を与えました。

さて、これが原因かは分かりませんが、人と人との繋がりが希薄になったせいなのか女性や子どもの自殺数が増加しています。また、学校への不登校や行き渋りなども増加している状況です。

このような状況は社会が幸せな状況とは言えません。この状況を打破するために、県民の皆さまが幸せを感じて、日々、心も身体も日常生活も充実した社会の実現にお手伝いする情報を届けたい。でも幸せのカタチは人それぞれ違いますよね。

キーワードは「こころ」がより積極的で、「からだ」がより健康的であることなのだと思います。そこで心と身体の専門家3名の講師の皆様から、それぞれの「こころ」と「からだ」を語っていただき、その共通点を探り、県民の皆さまがよりよい社会生活を営み、心も身体も豊かな人生を歩んでいただく気づきや きっかけづくりに本講座が役立てばと企画しました。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

 

開 催:令和4年11月27日(日) 14時~16時15分

 

場 所:金沢歌劇座 2階 大集会室・ZOOMオンライン(ハイブリッド形式)

    会場120名・オンライン90名

参加料:無 料

共 催:(公社)石川県鍼灸マッサージ師会・(公社)石川県鍼灸師会

 

形 式:昨年と同様シンポジウム形式(途中休憩を入れて135分)

        30分ずつの講師の話の後、短い時間となりますが質疑応答タイム。

 

 

演題・講師

1.医師の立場から 「健康長寿を目指して」

   中橋 毅 先生   金沢医科大学 総合内科学臨床教授

 

2.鍼灸師の立場から「からだに現れるこころのサイン

~心身を癒す はりきゅう~」

   松浦 悠人 先生  東京有明医療大学保健医療学部 鍼灸学科 助教

 

3.僧侶の立場から 「心が変われば」

   谷崎 隆光 様   浄土宗 覚源寺 住職(金沢市菊川)

 

参加申込み:

フォームにご記入ください(QRコードを読み取るか下記アドレスより)

      https://forms.gle/KMxYdo7epYGLhFhq7

申込み締切り:令和4年11月21日(月)

      ※会場へご来場される方も人数把握のため申込みをお願いします。

      ※急に予定があいてのドタ参加もオッケーでございます。

 

※会場へご来場の皆様へ

・お車でお越しの方は駐車場はございません。
 周辺コインパーキングをご利用ください。

・感染症対策には引き続き万全を期して対応いたします。

 

※WEBでのご参加の皆様へ

・申込み締切り後にオンライン情報をフォーム登録メールアドレスへ送信します。

 

※鍼灸マッサージ師の皆様へ

・本講義は、(公財)東洋療法研修試験財団生涯研修の単位取得可能研修(3単位)となります。

 

お問い合わせ: (公社)石川県鍼灸マッサージ師会 事務所

          Email: info@ishikawa-shinkyu.or.jp 

                    TEL: 076-259-6628(平日10~15時までの時間帯になります )

令和4年度 県民公開講座       講師からのメッセージ②

心身の癒し

 

東洋医学には、こころとからだはひとつと考える“心身一如”という思想があります。緊張するとお腹が痛くなる、ストレスを感じると肩がこる…なんて経験ありませんか?私たちは日常の中で知らず知らずのうちに“心身一如”を体験しているのです。私たち鍼灸師は、このようなからだに現れたこころのサインを見つけ、治療するスペシャリストです。健康には心身両面からの癒しが必要です。当日は鍼灸師の立場から、心身の癒しに役立つ東洋医学の知恵をお話できればと思います。

 

東京有明医療大学

松浦 悠人

 

テーマ:こころを語る からだを語る ~あなたへ灯す幸せのカタチ~

 コロナは世の中の様々な事象に変化を与えました。

さて、これが原因かは分かりませんが、人と人との繋がりが希薄になったせいなのか女性や子どもの自殺数が増加しています。また、学校への不登校や行き渋りなども増加している状況です。

このような状況は社会が幸せな状況とは言えません。この状況を打破するために、県民の皆さまが幸せを感じて、日々、心も身体も日常生活も充実した社会の実現にお手伝いする情報を届けたい。でも幸せのカタチは人それぞれ違いますよね。

キーワードは「こころ」がより積極的で、「からだ」がより健康的であることなのだと思います。そこで心と身体の専門家3名の講師の皆様から、それぞれの「こころ」と「からだ」を語っていただき、その共通点を探り、県民の皆さまがよりよい社会生活を営み、心も身体も豊かな人生を歩んでいただく気づきや きっかけづくりに本講座が役立てばと企画しました。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

 

開 催:令和4年11月27日(日) 14時~16時15分

 

場 所:金沢歌劇座 2階 大集会室・ZOOMオンライン(ハイブリッド形式)

    会場120名・オンライン90名

参加料:無 料

共 催:(公社)石川県鍼灸マッサージ師会・(公社)石川県鍼灸師会

 

形 式:昨年と同様シンポジウム形式(途中休憩を入れて135分)

        30分ずつの講師の話の後、短い時間となりますが質疑応答タイム。

 

 

演題・講師

1.医師の立場から 「健康長寿を目指して」

   中橋 毅 先生   金沢医科大学 総合内科学臨床教授

 

2.鍼灸師の立場から「からだに現れるこころのサイン

~心身を癒す はりきゅう~」

   松浦 悠人 先生  東京有明医療大学保健医療学部 鍼灸学科 助教

 

3.僧侶の立場から 「心が変われば」

   谷崎 隆光 様   浄土宗 覚源寺 住職(金沢市菊川)

 

参加申込み:

フォームにご記入ください(QRコードを読み取るか下記アドレスより)

      https://forms.gle/KMxYdo7epYGLhFhq7

申込み締切り:令和4年11月21日(月)

      ※会場へご来場される方も人数把握のため申込みをお願いします。

      ※急に予定があいてのドタ参加もオッケーでございます。

 

※会場へご来場の皆様へ

・お車でお越しの方は駐車場はございません。
 周辺コインパーキングをご利用ください。

・感染症対策には引き続き万全を期して対応いたします。

 

※WEBでのご参加の皆様へ

・申込み締切り後にオンライン情報をフォーム登録メールアドレスへ送信します。

 

※鍼灸マッサージ師の皆様へ

・本講義は、(公財)東洋療法研修試験財団生涯研修の単位取得可能研修(3単位)となります。

 

お問い合わせ: (公社)石川県鍼灸マッサージ師会 事務所

          Email: info@ishikawa-shinkyu.or.jp 

                    TEL: 076-259-6628(平日10~15時までの時間帯になります )

令和4年度 県民公開講座                     講師からのメッセージ①

豊かな人生を

 

健康長寿のキーワードは「食べる」、「歩く」、「繋がる」です。より良い食習慣をと日常的な運動習慣を身につけ、社会参加をしていくことは長寿につながります。まず生活習慣病を克服し、そしてフレイルに打ち勝つことで豊かな人生を手に入れましょう。

 

金沢医科大学

中橋 毅

テーマ:こころを語る からだを語る ~あなたへ灯す幸せのカタチ~

 コロナは世の中の様々な事象に変化を与えました。

さて、これが原因かは分かりませんが、人と人との繋がりが希薄になったせいなのか女性や子どもの自殺数が増加しています。また、学校への不登校や行き渋りなども増加している状況です。

このような状況は社会が幸せな状況とは言えません。この状況を打破するために、県民の皆さまが幸せを感じて、日々、心も身体も日常生活も充実した社会の実現にお手伝いする情報を届けたい。でも幸せのカタチは人それぞれ違いますよね。

キーワードは「こころ」がより積極的で、「からだ」がより健康的であることなのだと思います。そこで心と身体の専門家3名の講師の皆様から、それぞれの「こころ」と「からだ」を語っていただき、その共通点を探り、県民の皆さまがよりよい社会生活を営み、心も身体も豊かな人生を歩んでいただく気づきや きっかけづくりに本講座が役立てばと企画しました。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

 

開 催:令和4年11月27日(日) 14時~16時15分

 

場 所:金沢歌劇座 2階 大集会室・ZOOMオンライン(ハイブリッド形式)

    会場120名・オンライン90名

参加料:無 料

共 催:(公社)石川県鍼灸マッサージ師会・(公社)石川県鍼灸師会

 

形 式:昨年と同様シンポジウム形式(途中休憩を入れて135分)

        30分ずつの講師の話の後、短い時間となりますが質疑応答タイム。

 

 

演題・講師

1.医師の立場から 「健康長寿を目指して」

   中橋 毅 先生   金沢医科大学 総合内科学臨床教授

 

2.鍼灸師の立場から「からだに現れるこころのサイン

~心身を癒す はりきゅう~」

   松浦 悠人 先生  東京有明医療大学保健医療学部 鍼灸学科 助教

 

3.僧侶の立場から 「心が変われば」

   谷崎 隆光 様   浄土宗 覚源寺 住職(金沢市菊川)

 

参加申込み:

フォームにご記入ください(QRコードを読み取るか下記アドレスより)

      https://forms.gle/KMxYdo7epYGLhFhq7

申込み締切り:令和4年11月21日(月)

      ※会場へご来場される方も人数把握のため申込みをお願いします。

      ※急に予定があいてのドタ参加もオッケーでございます。

 

※会場へご来場の皆様へ

・お車でお越しの方は駐車場はございません。
 周辺コインパーキングをご利用ください。

・感染症対策には引き続き万全を期して対応いたします。

 

※WEBでのご参加の皆様へ

・申込み締切り後にオンライン情報をフォーム登録メールアドレスへ送信します。

 

※鍼灸マッサージ師の皆様へ

・本講義は、(公財)東洋療法研修試験財団生涯研修の単位取得可能研修(3単位)となります。

 

お問い合わせ: (公社)石川県鍼灸マッサージ師会 事務所

          Email: info@ishikawa-shinkyu.or.jp 

                    TEL: 076-259-6628(平日10~15時までの時間帯になります )

令和4年度11月期 加賀・三策塾

令和4年度11月期 加賀・三策塾

日時:令和4年11月6日(日)10:30~12:30

場所:石川県立盲学校講堂とオンライン

講師:常四鍼灸接骨院、学術委員 常山健秋先生

演題: 「膝関節水腫の一例」

単位:2

参加費:無料

参加資格:有資格者、養成学校学生、一般参加可

 

Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/84439575293?pwd=K2NpS0liakk5Z1hGeU9CK0xaNGlBdz09

ミーティングID: 844 3957 5293
パスコード: 304427

令和4年度10月期加賀・三策塾

令和4年度10月期 加賀・三策塾

日 時:令和4年10月2日(日) 10:30~12:30

場 所:オンラインまたは県立盲学校(状況により使用できない場合は県師会事務所)

内 容: 「話題提供:微弱電流鍼通電療法のあれこれ」

講 師:かなざわ鍼灸院 竹田太郎先生

参加資格:鍼灸マッサージ師、養成学校学生、医療関係者など

単 位:2単位

 

Zoomミーティングに参加する

https://us06web.zoom.us/j/89051901095?pwd=WlVEd2hudFpKZjJPZ2VPUmFxWkFwZz09

ミーティングID: 890 5190 1095
パスコード: 364093

9月期加賀三策塾のお知らせ

令和4年度9月期 加賀・三策塾
日 時:令和4年9月4日(日) 10:30~12:30
場 所:リモート開催(県師会事務所) 

※この研修会は県師会事務所でも参加できます。zoomの設定ができない方は事務所にお集まりください。
内 容:症例検討会、演題未定にて後日お知らせいたします。
講 師:ミヤカワ鍼灸整骨院院長 宮川巌幸

参加資格:鍼灸マッサージ師、養成学校学生、医療関係者など
単 位:2単位


Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/84906788631?pwd=NlQyQ3NLS2ZVSnBkSHlNa3VITjZEZz09

ミーティングID: 849 0678 8631
パスコード: 517423

はり灸マッサージの日2022 YouTubeチャンネル動画配信中

はり灸マッサージの日2022

(公社)石川県鍼灸マッサージ師会

YouTubeチャンネル動画配信のご案内

公益社団法人石川県鍼灸マッサージ師会 - YouTube

 

毎年開催の、はり灸マッサージの日のイベントですが、今年も来場者を集めて行う催しがコロナ禍により開催が難しいものとなってしまいました。そこで今年も石川県鍼灸マッサージ師会のYouTubeチャンネルにて、動画の撮影と公開をする事といたしました。8月1日より1日に1本ずつ動画を配信しております。

内容は鍼灸マッサージの仕事のことや、助成券・保険の使い方など一般向けに我々の仕事を知っていただき、身近なものとして感じていただく事が目的となります。また、東洋医学や東洋療法が有効であることを少しでも広げて、私たちの仕事の幅を作っていきたいと考えております。

日頃の臨床において、保険や助成券などの説明をする際に患者様にご覧いただいて、説明しやすくなるような3~5分程の動画になってます。ご活用いただければと感じています。

8月期加賀三策塾のお知らせ

8月期加賀・三策塾開催のお知らせ

以下の通り開催いたします。ご参加くださいますようお願いいたします。

なお、オンラインで参加される方は画面上でお名前が分かるようにしてご参加ください。

日時:令和4年8月7日(日)10:30~12:30

場所:石川県立盲学校2階講堂とオンライン(ミーティングルームは下記)

内容:症例検討会

「YNSAを用いた2症例~急性腰痛と帯状疱疹後神経痛での成果と反省~」

講師:田上よしおか鍼灸院 吉岡 伸郎先生

単位:2

参加費:無料

参加資格:特になし

ミーティングルーム情報:

info@ishikawa-shinkyu.or.jpさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。
トピック: 令和4年度8月期加賀・三策塾
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/83027043536?pwd=SGlQVzZoTENPYXRPT1hKQzN5S3UxUT09
ミーティングID: 830 2704 3536
パスコード: 804441

 

7月期加賀三策塾のお知らせ

7月期加賀・三策塾開催のお知らせ

 

以下の通りハイブリッド開催いたします。会員の皆様、できたら会場にお越しくださってご尊顔をお見せください。

トピック: 7月期加賀・三策塾
時間: 2022年7月3日 10:30~12:30(ミーティングルームは10:00から)

オンライン参加の方は以下のリンクよりご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/87404487906?pwd=UEdNWnI3UzRKeDNGMGNyNThhRGZWQT09
ミーティングID: 874 0448 7906
パスコード: 610301

(オンライン参加の方はお名前が分かるようにして参加してくださいね)

会場:石川県立盲学校2階講堂

単位:2

参加費:無料

参加資格:免許があればどなたでも、また養成学校学生さん

 

帯状疱疹後神経痛の2症例

石川県鍼灸マッサージ師会学術委員  長  連隆

「はじめに」帯状疱疹後神経痛は難治な神経障害性疼痛で知られているが、この度鍼灸施術を施し経過の異なる2症例を経験したので報告する。

「症例」患者  55歳 女性 身長145cm 体重40㎏弱ぐらい

「初診日」平成10年3月28日

「現病歴」 

平成8年9月終わり頃、左胸部に発赤、疼痛が出現し、1日様子をみて次の日A内科を受診する。A内科よりB大学病院皮膚科に紹介され、入院し抗ウイルス薬の点滴をうけ、その後2週間B大学病院皮膚科に通院する。入院期間中左背部から胸部の疼痛が激痛となり10月15日より同病院麻酔科にかわり、神経ブロック(硬膜下麻酔?)を受ける。その後背中からカテーテルを挿入し痛くなったらボタンを押すと、薬剤が注入される装置(硬膜下麻酔?)をつけてもらい12月いっぱい治療する。平成9年1月から、神経ブロック(硬膜下麻酔?)に切り替え3月いっぱいまで施術する。平成9年4月より電気治療(SSP?)週1~2回、鎮痛薬 平成10年3月いっぱい施術する。電気治療を開始してからほとんど症状軽減せず。電気治療なら接骨院でもできるのでは?また鍼灸も効くのではと思い当院に来院する。

「所見」

初診日の痛みはNRS2 、痛みの性質はピリピリ、チクチク、天候、時間、体調などにより疼痛の増減なし、入浴により疼痛軽減せず、触覚消失背部~左前胸部(Th7~9あたり)、疼痛局所の圧痛(―)、硬結(―)アロデニア(―)

「施術方法」

膈兪ー肝兪、同経穴から肋間に沿って側胸部に2点をとる、不容ー承満にSSP刺激(トリミックス)15分その後同部に寸3、1番で置鍼低周波鍼通電 1Hz×10分 その後同部に半米粒大8分灸1壮施灸

「経過」

直後効果なし ただしSSP施術中及び鍼通中は症状軽減する。約半年間施術を継続する。最初は週3回、その後週1、2回の頻度で施術するが症状不変のまま施術終了する。その間、頭皮鍼、風池、肩井、膏肓など追加を試みるも患者より拒否され中断する。

施術終了後、他傷病で当院に通院する。最初のうちは帯状疱疹後神経痛も併用していたがそのうち併用しなくなる。平成18年症状不変、平成19年症状不変、平成23年症状不変、平成26年症状不変(帯状疱疹後神経痛はC総合病院に通院中)平成29年症状不変、令和2年不問、令和3年5月15日帯状疱疹後神経痛の痛みなし

「症例2」患者72歳 女性 身長145㎝ 体重42,3㎏

「初診日」令和4年2月14日

「現病歴」

昨年8月左臀部に発疹ができ、D内科にて軟膏を処方される。2日後発疹ひどくなり、休日だったためE大学病院救急外来に受診おそらく帯状疱疹だと思うが専門医不在のため後日来院するようにいわれ軟膏だけ処方される。その2日後水泡ひどくなり、E大学病院皮膚科へ受診、1週間入院点滴をうける。そのころから痛みが出てきて、やがて激しい疼痛となり、鎮痛薬、痛み止めのぬり薬を処方され、1か月に1回通院する。徐々に疼痛軽減するが11月ごろから症状固定(1か月前から塗り薬のみ)し、あとは自分にあった治療をしたほうが良いよ、鍼灸なんかも良いよといわれ、当院に来院する。

「既往症」パーキンソン病初期 令和3年6月よりE医科大学病院神経内科通院中

高血圧D内科通院中 鼠経ヘルニア手術令和4年1月E大学病院

「症状、所見」

腰部から臀部にかけて、チクチク、ピリピリするような痛み(ほとんど臀部)疼痛NRS6か7、触覚障害(―)アロデニア(―)圧痛(+)左坐骨結節(臀溝より圧迫) 左次りょう、お風呂に入ると症状軽減する、その日、時間などにより痛みに増減あり、前腕、下肢振戦、背部軽度屈曲位姿勢

「施術」

左承扶ー左承扶の外側2㎝ 左次りょうー左関元兪 SSPトリミックス15分後、同部に寸3 1番低周波鍼通電2HZ10分後 左膀胱兪、左胞肓、右次りょう、右関元兪、左右腎兪 単刺 半米粒大8分灸 左承扶、左承扶の外側2㎝各3壮、左次りょう、左膀胱兪各2壮、左右関元兪、左右腎兪各1壮施灸

「経過」

2/14(1回)施術後症状軽減2/28(2回)症状軽減3/7(3回)症状悪化

3//11(5回)痛みの種類がピリピリ、チクチクからジーンとした痛みになってくる、治ってきたような気がする3/19(9回目)だいぶ良くなってきたNRS6 4/14(19回)左下肢のシビレ出現(今までもうっすらシビレていたが臀部の痛みがつよかったので感じなかった)症状固定気味になってきたので、頭鍼(左承光置鍼)承筋ー承山低周波鍼通電を追加する。6/10(41回目)日によって症状の増減はあるが、疼痛軽減傾向(左下肢のシビレもほとんど軽減)を維持週2回施術継続中

「考察」

帯状疱疹は水痘初感染後、脊髄後根神経節、三叉神経節などに潜伏していたウイルスが、個体の抵抗力低下に伴って再活性化して発症する。帯状疱疹後神経痛の標準的な定義はないが皮疹出現から90日以上経過した痛みとして定義されることが多い。帯状疱疹関連痛は、皮疹発症前に生ずる痛み(前駆痛または先行痛)帯状疱疹急性期の痛み(帯状疱疹痛)、慢性期の神経痛の痛み(帯状疱疹後神経痛)を合わせたものである。前駆痛や帯状疱疹痛などの発症初期に生ずる痛みは主に炎症性の痛みで、侵害受容性疼痛と呼ばれる痛みである。帯状疱疹後神経痛のメカニズムは、(1)求心性入力を断たれた痛覚伝導路のニューロンが異常に興奮し疼痛が発生する求心路遮断痛、(2)末梢神経の再生中、再生線維から側芽が伸びそれが自発性異常興奮する。(3)皮膚の炎症が治まった後も炎症に伴って発生したC侵害受容繊維の過敏化が続き、この過敏化が中枢性痛覚過敏をおこす。などの色々な疼痛がミクックスされている。症例1は触覚が消失、圧痛もないので局所の炎症はほとんどなく、求心路遮断痛が痛みのほとんどを占めている病態であったため、鍼灸治療も効果がなかったとおもわれる。症例2は触覚も正常で神経障害も少なく、局所に圧痛もあるので、まだ局所の炎症が痛みの主役を演じているため鍼灸施術の効果があったと思われる。症例2は今後局所の炎症がなくなるにしたがい症状が固定されてくると思われるが、いろいろ工夫しながら施術していきたい。

 

6月期加賀・三策塾

6月期加賀・三策塾開催のお知らせ

 

以下の通り加賀・三策塾を開催いたします。実技供覧がございますが感染症対策として10名の現地参加を募集いたします。

被検者になってくれる方2名を優先的に現地参加承認いたしますので申し込みの際は「被検者希望」とお伝えください。

10名は先着順といたします。定員になり次第締め切らせてもらいます。また申し込まずに会場に来られた場合は入場拒否しますのでご了承ください。

オンラインで視聴される方は文末の参加リンクよりお入りください。10時から入れるようにいたします。

実技供覧となるとディスタンスが保てません。ご不便おかけしますが感染拡大対策にご理解いただきたくお願いいたします。

※応募締切日:令和4年5月31日(火)

 

 

日時:令和4年6月5日(日)10:30~12:30

場所:石川県立盲学校とオンライン

内容:低周波鍼通電の実際

講師:宮川巌幸先生、中田和宏

単位:2

参加費:無料

 

以下、ミーティングルームのご案内です。

info@ishikawa-shinkyu.or.jpさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。
トピック: 6月期加賀・三策塾
時間: 2022年6月5日 10:00 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/87627829484?pwd=V2Z2NG5YNlNBdkNKTU1aREIyVTRsQT09
ミーティングID: 876 2782 9484
パスコード: 449280

5月期 加賀三策塾

令和4年度5月期加賀・三策塾開催のお知らせ

下記の通り会場とオンラインで加賀・三策塾を開催します。

オンラインでご参加の方は氏名が分かるようにしてミーティングルームに入ってください。

日時:令和4年5月1日(日)10:30~12:30

場所:石川県立盲学校とオンライン(下記ミーティングルームから入室してください)

講師:はしもと治療院 院長橋本梢先生

演題:「患者様への対応を改めて考えさせられた症例」ほか

単位:2

参加費:無料

※新型コロナウイルス感染症の状況次第で会場開催ができない場合もあり得ます。会場中止の際は4月中にご連絡いたしますのでオンラインで参加してください。

 

info@ishikawa-shinkyu.or.jpさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。
トピック: 令和4年度5月期加賀・三策塾
時間: 2022年5月1日 10:00 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/88062235212?pwd=SE9ibUkwcVJ5OTdIMlNyMXYvME90dz09
ミーティングID: 880 6223 5212
パスコード: 927069

4月期 加賀三策塾

下記の通り4月期加賀・三策塾を開催します。

日時:令和4年4月3日(日)10:30~12:30

場所:石川県庁平和町分室B館1階会議室(参加者が少ない場合は事務所)、オンライン

内容:症例検討会「肩関節痛の2例」

担当:鍼灸なかだ治療院 中田和宏

単位:2

参加費:無料

※会場参加希望の方は3月28日(月)までに事務所へ旨お知らせください。

ミーティングルームは以下の通り

info@ishikawa-shinkyu.or.jpさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。
トピック: 令和4年度4月期加賀・三策塾
時間: 2022年4月3日 10:00 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/98950927055?pwd=TlAxRDgrTkhuTUFjd3RNQTlrZ3pRUT09
ミーティングID: 989 5092 7055
パスコード: 619065

肩関節痛の2例

鍼灸なかだ治療院 中田和宏

〇はじめに

 中高年で肩関節の痛みを訴えると五十肩を考えます。いわゆる五十肩は鍼灸臨床でよく経験するものの一つです。私は実のところ五十肩は大変苦手な病気です。それは五十肩で当院を受診される患者の多くが、すでに病院や整体や接骨院などをいくつが回ってきてこじれてしまっているものや、仕事が忙しいからと放置している方が多いからです。適切な処置を早期にすることでちゃっちゃと良くなるものが、こじれることで苦悩の連続を経験します。

 今回、早期に適切な処置ができたことでちゃっちゃと良くなった症例1と、その処置のヒントになったこじれた症例2を紹介します。

〇症例1「五十肩ではないけれど五十肩になったかもしれない一例」

▼53歳、女性、職業:自営業(デスクワーク)

▼初診:2022年2月16日

▼主訴:左肩関節前面から上腕にかけての痛み

▼現病歴:左手を伸ばして発症した。以来安静時と動作時に痛みがある。腕を少し上げようとすると痛む。また半分ぐらいあげたところでも痛みがでる。夜間痛はない。一日中PC作業をしていることが多い。運動はしていない。

▼既往歴、家族歴:特記なし

▼身体所見:身長153㎝、体重56kg(1年前は59kg)、血圧119/77mmHg、脈拍77/分(整脈)

▼生活症状:特記なし

▼所見:左肩関節の可動域制限はないが屈曲と外転で約30度から90度の範囲で痛みを訴えた。90度~180度の範囲では痛みはない。内旋痛(+)。頚髄や頸部根症状を疑う所見なし。座位で左上前腸骨棘内側2cm部に圧痛(+)押圧で肩関節屈曲・外転時の動作痛消失、トーマステストで左ひざ屈曲1横指、頭板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋、大胸筋、三角筋前部線維、棘上筋に軽度の筋緊張と圧痛を認めた。背部は左Th7~Th12棘突起直傍に硬結を認めた。

▼病態把握:①棘上筋痛症、②慢性の首や肩のこり、③腸腰筋痛症、④広背筋痛症

▼鍼灸施術方針:a.山正NEOディスポ鍼SPタイプ39mmφ0.20mm、b.ファロス職人鍼C100タイプ90mmφ0.24mmを使用

①、②、④は圧痛部と硬結を触知した部位にaで置鍼、⓷は志室外方からやや内側に向けてbで深刺置鍼。

▼経過:1診目(初診)上記の通り施術、VAS10→7。2診目:痛みは軽減したが残存、同様に施術しVAS10→3。3診目:VAS10→0、略治。

〇症例2「ヨギボーで五十肩になった一例」

▼53歳、女性、職業:自営業(デスクワーク)

▼初診:2021年6月16日

▼主訴:右肩痛

▼現病歴:2カ月前から発症。多忙につき放置。増悪し当院受診。安静時痛、夜間痛、動作痛がある。

▼既往歴:①2005年頃から肩こり、腰痛で当院受診していたが改善見られず顔つきがやばくなってきたので金沢医科大学病院神田教授に紹介したところ、うつ状態、PTSDの診断で内服、鍼灸併用で寛解。②2014年子宮筋腫手術、その後胆石が見つかり経過観察中。③現在高血圧、脂質代謝異常症、糖尿病で内服治療中。

▼家族歴:特記なし

▼身体所見:身長154cm、体重ナイショ(肥満)、血圧140/82mmHg、脈拍72回/分(整脈)

▼生活症状:特記なし

▼所見:屈曲150度、外転90度、内旋動作痛あり不可、外旋50度、伸展45度、大胸筋、僧帽筋、菱形筋に筋緊張あり。ドロップアームテスト(-)。

▼病態把握:棘下筋腱板炎軽度とそれをかばって発症した肩関節周囲の筋緊張由来の肩関節痛と可動域制限と推定。五十肩の炎症期と判断。

▼鍼灸施術:棘下筋緊張緩和と肩関節周囲筋の緊張緩和を目的に山正NEOディスポ鍼SPタイプ30mmφ0.14mmで約5mm刺入し10分置鍼

▼経過:施術後、屈曲・外転とも約170度に改善。2診目(3日後):再燃。施術同様。施術後の可動域は屈曲150度、外転110度。動作痛軽減。3診目(2診後2日):症状軽減。4診目(2診目の7日後):再燃して増悪。原因がヨギボーと判明。7診目(4診目の21日後):以後施術週1回、夜間痛、安静時痛減少するも炎症期が終わって硬縮期に入ったと考えられた。数日前から胆石症による呑気症で内服治療中。腹部所見と肩関節の関係が判明。20診目(初診後約6カ月):屈曲・外転とも170度に改善。ADL障害を生じる痛みなし。寛解と判断。

その後:年が明けて雪すかしや仕事量増加に伴い痛み再燃するも可動域は正常、予防のためとして施術を継続し、最終的に9か月間34回の施術を行い略治とした。現在はメンテナンスを目的に月一回施術している。

〇感想:

▼ヨギボーでうたたねや長時間の座位でのデスクワークなど、生活習慣が改善されなければよくなっていかないことが分かった。

▼胆石症による腹筋の緊張と陽陵泉穴のつながりなどが肩関節痛を悪くしている場合がある。

▼半年間の介入は長期であり、自然回復かもしれない。直後効果は毎回あった。

〇おわりに

  • 肩関節痛を訴える2例を提示した
  • 症例1は軽症のうちに寛解させることができた
  • 症例2は単純な肩関節痛に胆石症や生活習慣が強く関与することで悪化したと考えた
  • 私にとって新しい発見があったことは臨床が楽しくなるきっかけになった

3月期 加賀・三策塾

会員各位

 

以下の通り、3月期加賀・三策塾を開催します。

日時:令和4年3月6日(日)10:30~12:30

場所:石川県庁平和町分室B館1階会議室とオンラインのハイブリッド開催(ミーティングルームは以下の通りです)

講師:(公社)石川県鍼灸マッサージ師会会長常盤和成先生

内容:

「耳鳴り・突発性難聴に効果のなかった残念な症例」

Zoomミーティングに参加する

https://zoom.us/j/93225644441?pwd=czRpZUpETDhMTnZPWEpONVM5SUFHUT09

ミーティングID: 932 2564 4441
パスコード: 789627

「耳鳴り・突発性難聴に効果のなかった残念な症例」

 

                          令和4年3月加賀三策塾

 常盤 和成

 

症例1

 男性 45歳 教師

【主訴】耳鳴り(両耳)

【随伴症状】頸肩凝り・背部の凝り・不眠・倦怠感・下肢のだるさ

【既往歴】高血圧・アレルギー性鼻炎

【現病歴】約1年前より、耳鳴りがはじまり、耳鼻咽喉科を受診。あまり改善がみられず

知人の紹介により当院を受診。

【所見】脈状「細・緊」・胸脇苦満・小腹不仁・足の冷え「天牖」圧痛

【治療】扁桃処置:「天牖」「大椎」「手三里」腎虚:「兪府」+「照海」

 「右関上」「気海」「外関」「翳風」「聴宮」背部置鍼・YMSA:腎・腰・頸・内耳・

 脳幹点等 

【経過】2021年4/24(第1診)・5/22(4診)やや耳鳴が緩和・術後はよく眠れる

 6/25(8診)頸肩凝り・耳鳴はあまり変わらず 7/24(10診)耳鳴やや良好

 8/6(12診)耳鳴がひどくなる 9/17(15診)中止

 

症例2

 男性 51歳 歯科医師

【主訴】突発性難聴(右耳)

【既往歴】右肩関節周囲炎(約半年前)

【現病歴】2021年8/25 突然右耳が聞こえなくなり、M中央病院を受診。1週間の入院加  療。その後、K市民病院にて通院加療。聴力回復せず、友人からYNSAが効果がるとネットで検索当院を受診。

【所見】脈状「緊・やや数」腹証:小腹不仁・下肢冷え・右背部筋緊張 「腎虚」

【治療】扁桃処置 「兪府」+「照海」「翳風」「聴宮」背部置鍼 YNSA 

【経過】9/11(初診)9/21(4診)かすかに聞こえるような気がする

9/29(7診)検査では変化なし・自身としては少し聞こえるような感覚がある 頭部のパルス通電 10/5(9診)特に変化なし 病院でのステロイド中止

10月は週1回 11月は2週/1回 2022年1/4(17診)聴力の変化なし 2/15(20診)特に変化なし。聴きにくさに少し慣れてきた。

 

 

症例3

 男性 45歳 会社経営(企画・営業)

【主訴】左耳鳴り・頚部痛・左肩の痛み・左膝の痛み

【既往歴】左肩関節脱臼(20数年前)左半月板損傷(3年前)突発性難聴(左)(2年前)

【所見】脈状「細・緊・沈」下腹部軟弱・腹部冷感・下肢冷え・「天牖」圧痛

【治療】「腎虚」と判断 扁桃処置 「兪府」+「照海」・「左翳風」「聴宮」・背部置鍼・YNSA

【経過】2021年11/8(初診)11/10(2診)術後よく眠れた。11/15(3診)体調がよくなったが、午後から疲れやすい12/13(7診)耳鳴が少し強くなる→難聴→少し聴きやすい・下肢が暖かくなってきた。

12/27(10診)膝半月板手術のため中止 体調は良好

 

【まとめ】

今回、耳鳴・突発性難聴の症例を報告させていただきました。患者さんは、耳鳴り・突発性難聴の改善を期待し、鍼灸院に来られましたが、残念ながらその期待には応えることができませんでした。

耳鳴の有病率は人口の15~20%、臨床的に問題となる耳鳴患者は人口の2~3%に上るとされる。65歳以上の高齢者では30%以上が耳鳴で苦痛を感じるとされており、今後も、多くの患者さんが鍼灸院を訪れます。なお、今回の症例では、40代・50代と比較的若い年齢でありましたが、この傾向は社会環境の変化など今後は増えて来ることが予想されます。

 また、一方突発性難聴は、原因も明らかでなく治療法も確立されておりません。特に働き盛りの40代~60代に発症することが多く、耳鳴と共に患者さんのQOLを著しく低下させます。西洋医学、東洋医学においても、難治性の疾患となります。

今回の症例を通して、共通する所見と治療法に注目(「腎虚」「天牖」の圧痛、扁桃処置等)し、鍼灸治療の可能性について考察してゆきます。

耳鳴や突発性難聴が鍼灸治療により、少しでも改善することができれば、多くの人に喜ばれます。ひいては、鍼灸受療率も上げることができるかもしれません。(*^_^*)

明るい業界の未来が期待されます!

ご参加の皆さまのご意見や治療法についてご教示をいただけば幸いです。

 

 

プラセボを正しく理解しよう   講演会案内

(公社)石川県鍼灸マッサージ師会

第3回中央学術研修会

場所:金沢歌劇座1階第9会議室・zoomオンライン 金沢市下本多町6-27

当会会員には後日ミーティングルームをお知らせします。

東洋療法試験財団生涯研修単位:2単位

参加費:本会会員無料 会員外の有資格者は1000円(会場で支払い)

養成学校学生・一般は無料

※会員外のzoomオンライン参加者の申し込みについて

石川県鍼灸マッサージ師会事務所に連絡(info@ishikawa-shinkyu.or.jp)の上、2月21日(月)までに参加費を振込みください。後日ミーティングルームを案内します。

〈振り込み先〉北國銀行(普)本店営業部 284480 石川県鍼灸マッサージ師会

                   (手数料は支払者がご負担ください)

※研修会当日講演の空き時間を利用してサイン会を開催します。

山下先生のご著書をご持参ください。

※新型コロナウイルス感染症の蔓延状況により会場での開催が中止となる可能性があります。開催1週間前には連絡する予定です。

※会場開催中止の場合、会員外の参加者で会場聴講予定の方はオンラインに変更となります。

後払いで参加費を納入していただきます。口座番号は上記の通りです。