鍼灸の効果

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鍼灸はどうして効果があるのでしょうか?

細い鍼や小さな艾を使ってからだを刺激して病気を治療する鍼灸治療
体の中で何が起こっているのでしょうか?

痛みに対して

IMG_3426体の表面を刺激すると、皮膚や筋膜に分布する知覚神経に刺激が届きます。
その刺激は中枢神経に作用し、効果を出すと考えられています。

腰痛症

effect_02なかなか良くならない慢性の腰痛症は骨や神経に異常がないことが多く、家事や仕事などの労働や冬の寒さで悪化することがあり生活に支障をきたします。ほんの些細な事で腰や臀部の筋肉に部分的なコリができそれが痛みの原因となっていることが多く見受けられます。そのコリを和らげるように治療することで痛みを軽減させ、生活の質を向上させることができます。この痛みを引き起こすコリのことをトリガーポイント(引き金点)といい、最近ではテレビや雑誌などでよく紹介されるようになってきました。

頚腕症候群

effect_03頑固な肩こりは姿勢の問題やトリガーポイントの問題、筋肉量の問題などさまざまな問題が根底にあり起こっています。ひどい場合は上肢(うで)にもしびれや痛みを起こすことがあります。鍼を筋肉の表面にある筋膜に接触させるとその刺激が脳に伝わり該当する筋肉の異常な緊張を緩和してくれる効果がわかっています。

また、筋肉自体に鍼を刺入すると様々な物質が筋肉内に生じて痛みを起こしている神経を鎮めてくれることもわかっています。こうして治療をしながら運動をして筋肉を鍛え、姿勢を正していくことで肩こりや首の痛みなどが起こりにくい体にしていきます。

五十肩

放っておくと治るのに1年も2年もかかる五十肩。強い痛みで夜も眠られなくなる炎症の強い時期と、炎症が収まったあと肩が動かなくなる拘縮で日常生活に支障が出る時期があり、すべての経過を通してたいへん苦しむことになります。鍼灸治療は炎症期の炎症を軽減させ、拘縮期の血行不良を改善させることで速やかに五十肩の経過を終了させることができます。長く苦しむよりは短く終わらすことが大事です。

神経痛

effect_04肋間神経痛、坐骨神経痛、三叉神経痛、いろいろな神経痛がありますが昨今の医学の進歩で原因疾患が特定されるようになり、神経痛と呼ばれる病気は少なくなり、治療法も確立されてきました。しかしまだまだ原因がわからない痛みは多く、鍼灸治療が効果を現すものも少なくありません。鍼灸の刺激は神経痛の痛みを伝える連絡路の途中で痛みをブロックする、脳の中で内因性オピオイドを放出させ鎮痛効果を現すなど、さまざまな痛みに対する鍼灸の効果が研究で示されています。

ストレスや自律神経に対して

鍼灸の効果は痛みだけでなく、内臓の機能障害などにも効果があります。これは自律神経にも刺激が行き届くことで、自律神経がコントロールしている内臓の機能調整を図ると考えられています。
これは内臓-体表反射、体表-内臓反射と言われています。

細菌やウイルスなどからからだを守る免疫や内分泌系の働きにも効果があるとわかっています。また鍼刺激で“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが増えると言われています“鍼刺激でリラックス脳波と呼ばれるα波が全脳皮質領域から発生することが分かりました”ということも発表されています。

参考:http://www.meiji-u.ac.jp/research/files/9863ae720edc0da7984122b5a0dfe7db.pdf

鍼灸マッサージの現在

近年、鍼灸治療は病気の治療としてだけでなく、トップアスリートをはじめスポーツ選手の障害治療やコンディショニングなどのケア、女性のシワ・シミ取りなどの美容の分野や不妊治療などでも活躍しています。

鍼灸マッサージのこれから

今後は認知症や末期がん患者の終末期医療、地域の医療機関と連携した在宅医療や在宅看護にもその利用価値が見出されています。