平成31年1月20日、金沢勤労者プラザにて、平成30年度 第2回療養費適正指導研修会が開催されました。
同研修会は年に2回、(公社)石川県鍼灸師会と合同で行っております。
【学術研修】では、金沢大学医薬保険研究域医学系 婦人科教室の明星須晴先生にご講義いただきました。
テーマは、
「婦人科系における腰痛症について~コ・メディカルとして知っておくべきこと」
鍼灸マッサージ院でも、腰痛を訴える女性は年代を問わず多く来院されますが、訴えや症状の経過、身体所見をしっかり聴取することで、婦人科へ適切につなげるということが重要であると認識しました。
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍については、具体的な症例を元に、鍼灸マッサージ師が知っておくべきことをわかりやすく解説していただきました。
また、明星先生からは、骨盤位(逆子)の鍼灸にご関心を寄せていただきました。
(公社)石川県鍼灸マッサージ師会では、今年度は“女性”をテーマとし通年で学んで参りましたが、石川県鍼灸師会とともに、今後マタニティの分野において医療と鍼灸が連携していけるよう、さらなる研鑽を深めて参ります。
学術研修のあとは、【実務研修】として、本年1月より開始された療養費の受領委任制度について研修を行いました。
いよいよ始まった受領委任制度について、責任を持ち正しく保険を取り扱うことができるよう理解を深めました。
末筆ながら、本年も(公社)石川県鍼灸マッサージ師会を、どうぞよろしくお願いいたします。