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3月期加賀・三策塾のお知らせ

令和6年度3月期加賀・三策塾


日時:令和732()10:3012:30
場所:石川県立盲学校とオンライン
講師:ときわ鍼灸院院長 常盤和成先生
演題:「女性に愛され続ける小さな治療院のつくり方」
内容:お話と実技(長野式鍼灸治療法など)
単位:2
参加資格:有資格者、学生、医療関係者、一般どなたでも
参加費:無料


ミーティングルーム詳細は以下のとおり

 

Zoom ミーティング

https://us06web.zoom.us/j/81530156676?pwd=z7ZrHLnI7SvWSGgRGyncpZHYaud4BJ.1

ミーティング ID: 815 3015 6676

パスコード: 887466

※ミーティングルームは10時過ぎから入ることができます。
※オンライン参加の生涯研修単位を希望の方は、氏名がわかるようにしてください。


司会からひと言
鍼灸院やマッサージ院の受療者は圧倒的に女性が多いといわれています。

女性の施術者であれば接しやすいのかもしれませんが、こと男性施術者だと患者さん側にもちょっと壁ができるのかもしれません。

当会会長常盤和成先生が多くの経験から導き出した「女性に愛され続ける小さな治療院のつくり方」。
症例と実技で女性の健康支援について説明してもらいます。
オンラインでは伝わりにくいので、ぜひ盲学校に足をはこんでいただき、ワイワイガヤガヤのリアルの楽しさを体験してください。

以下、レジメです。

「女性に愛され続ける小さな治療院のつくり方」 常盤 和成

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年前のぼくには、治すことも、症状を改善することもできなかっただろう症例について報告いたします。
幸いにも、今回は長野式鍼灸治療法を学んできたことで、患者さんを快方に向かわせることができました。

さて、男性患者に比べて、女性患者を治すことは、10倍も難しいといわれております。
ある調査(リーチウィメン・アメリカ)によると消費の意志決定権の80%は女性が握っているとの報告もあります。

女性に選ばれ支持される治療院つくり(「ファンベース」)こそが、これからの治療院経営には大切な考え方である。

フェムケアは、女性の健康支援を通して、社会に貢献し、自院の経営を安定化させてくれます。
講義の最後には、初心者にもできる、長野式鍼灸治療法について実技もいたします。

今回取り上げた症例は、
コロナ感染後、咽の違和感を訴える患者。52歳 女性 フリーライター。
コロナ感染後、咽のつかえ、痰が切れない。眠れない。不安感が強く仕事ができないない状態が3ヶ月も続いている。
呼吸器科・耳鼻咽喉科・心療内科等を受診しているが、一向に症状が改善されない。何とか、鍼灸治療でよくならないかと、最後の希望をもって来院。
鍼灸処置は、長野式鍼灸治療法を中心に、扁桃処置・瘀血処置等を行った。
本症例は、コロナ感染を契機に、その後遺症(?)として咽の違和感を発症し、また更年期の時期ともかさなり、症状が遷延化したと思われます。従来の西洋医学の治療に、鍼灸治療を加えることによって医科での投薬も減り、不安感も軽減、3月からは仕事への復帰にも目途がついた。

追記:鍼灸院に来院する患者さんは、いろいろな医療機関を受診し、なかなか症状の改善がみられないという人が少なくない。昨年3月、神の手をもつ男・ラストホープ福島孝徳先生が他界された。福島先生の医師として生き方や、脳神経外科としての心得は、ラストホープ鍼灸師を目指さす我々にとって参考になります。福島孝徳先生のメッセージとは?