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活動報告

石川県鍼灸マッサージ師会『療養費適正指導研修会』報告

7月30日、石川県鍼灸師会と合同での療養費適正指導研修会がこまつ芸術劇場うららにて開催されました。『高齢者の身体の診方の基本 ありふれた症状から重篤な疾患を見逃さないために』と題して小松市の恵仁クリニック院長 村井 裕先生を講師に講演が開かれました。

村井先生は小松市で認知症の対策としてチームディメンシアというグループを組織し医療者だけではなく地域住民を含めた地域包括システムを進めています。

現在認知症患者は462万人、80歳では4人に1人、85歳で2人に1人、90歳以上では90%以上が認知症と言われていて、本人が認知症と自覚していないケースも多いとの事であった。

高齢者は投薬治療の副作用に加え腎臓の機能が低下することで排出されるべき薬の成分が残存することもある。

したがって不必要な投薬は避ける必要がある。そして適度な運動・十分な睡眠・適切な栄養を心がけることで認知の予防につながるとのことでした。

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